「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」は実現できるのか? SBIバンガードS&P500とe-MAXIS Slims
(Vol. 751/1000)
SBI・バンガード・S&P500・
インデックス・ファンド
が評判のようですね。
これまでも低コストを謳い
S&P500に連動する
インデックスファンドは
いくつかありますが、
「信託報酬率0.0938%」は
やはりインパクトがありますね。
ちなみに、
私は積み立てNISAで
競合商品となる
「e-MAXIS Slim米国株式(S&P500)」
を購入しています。
その信託報酬率は
0.162%程度ですから、
SBIの新ファンドの安さは
際立ちますね。
なお、e-MAXIS Slimシリーズは、
業界最低報酬率を掲げています。
これまでライバルファンドが
信託報酬率を下げて
業界最低報酬率を名乗ると、
すぐに追随して
信託報酬率を下げていました。
ところが、今回は
SBIの新ファンドが
信託報酬率を発表してから
かなり経ちますが、
今のところe-MAXIS Slimシリーズ
から信託報酬率の改定の
発表はありません。
e-MAXIS Slimシリーズの
コンセプトは、
業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける
ですから、当然社内では
このコンセプトの実現のため
動いていることでしょう。
ただし、信託報酬率が
40%近くも下がりますから、
簡単な決断ではないでしょう。
ですが、このままでは、
SBIの新ファンドの独り勝ち
は目に見えています。
同じくバンガードと
ファンドをつくっている
楽天の出方も気になりますね。
いづれにしても、
購入者にとって
こういう競争は大歓迎。
動向に注目しながら
投資行動を考えて
いきたいですね。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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