NISA制度が恒久化?
(Vol. 723/730)
金融庁がNISA恒久化を
税制改正要望に盛り込みます。
じつは、要望は以前から
盛り込まれており、
昨年度は見送られましたね。
今回は、年金2,000万円問題
があったので
注目度も上がっていますし、
どうなるか気になるところ。
ただし、NISA、つみたてNISAは
制度が少し複雑なためか、
利用率はそれほど高い
わけではないようです。
やはり、しっかりと
制度の善し悪しを
理解したうえで利用する
必要があります。
NISA等は、譲渡益や
配当金・分配金に対する
所得税が免税になります。
だから、資産形成に
非常に有効な手段となりますね。
一方で、譲渡損は切り捨て
されてしまいます。
つまり、損が出た場合、
損益の繰り越しができない
ということは理解しておく
必要があります。
今後の改正で、
できることなら
一般口座との損益通算や
通常の株式や投信の譲渡損と
同じように繰り越しが
できるような制度になると
いいんですけどね。
また、つみたてNISA促進のため、
報酬金の非課税の案もあるようです。
でも「月1,000円の3年間の時限措置」
では大した効果もないでしょう。
まあ、サラリーマンでない
私には関係ありませんけど。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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