朝ドラ なつぞら 「競争じゃないべ。生きるのは。」
(Vol. 695/730)
朝ドラ「なつぞら」
本日放送された102話は
含蓄のある回でした。
大きく2つあります。
1つは、制限があるから
工夫の余地があること。
ドラマの主人公のなつは、
テレビアニメの原画制作を
任されています。
ところが、
むかしのテレビアニメは
フルアニメーションと比べて
作画の枚数を少なくする
必要がありました。
予算的にも時間的にも
制限があったからです。
枚数を減らすわけですから、
どこかを端折らなければ
いけません。
ドラマでは、
トラが戦う場面を
次のように表現する
ことになりました。
モクモクと煙を書いて
戦いを表現するパターン。
制限があったからこそ
工夫の余地があり
生まれた表現だったわけです。
もうひとつは、
雪次郎の帰郷。
高校を卒業して
菓子づくりの修業のため
上京した雪次郎。
わけあって
菓子づくりを辞めて、
役者の道に進みました。
そんな雪次郎でしたが、
とあることをきっかけに
役者に区切りをつけて、
十勝に帰り菓子づくりを
再びすることになりました。
そして、地元の幼なじみ
天陽に会いにいきます。
なっちゃんがテレビアニメで
デビューした話になり、
こんな会話がされます。
雪次郎「おれは結局なっちゃんには追いつけもせんかった」
天陽「競争じゃないべ。生きるのは。」
人は生きていると
他人と比較をして
しまいがちです。
でも、他人と比べて
競争し続けるのは、
なかなかツライものです。
本当に比べるべきは、
他人ではなく、
過去の自分ではないでしょうか?
「競争じゃないべ。生きるのは。」
農家をしながら、
北海道の自然をモチーフに
絵を書き続ける天陽の言葉。
本質的で響く言葉だなあ。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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