まんぷく 「ないもの」を相手に伝えるには?
(Vol.513/607)
朝ドラ「まんぷく」は、
いよいよラーメン開発の
お話に入りました。
当時(昭和30年頃)、
ラーメンはお店や屋台で食べるもので、
家で食べるものではありませんでした。
つまり、
それまでにはない新しい物を
つくるということになります。
萬平さんは開発にあたり、
まずは5つの条件を掲げました。
第1に、おいしいこと
第2に、安く買えること
第3に、便利であること
第4に、常温で保存できること
第5に、安全であること
この時点では、
どういうものか具体的に
イメージはできていません。
この5条件を満たす可能性が
あるものをすべて試す
というアプローチです。
塩やダネイホンと同じように
トライアンドエラーですね。
条件出しからゴールを目指す
アプローチは参考になりますね。
また、
萬平さんが目指すラーメンの概念
が他人にイメージできない、
ということがひとつ問題でした。
まだ世の中にないモノですし、
萬平さん自身もぼんやりとした
イメージしかないので
伝わらないのは無理もありません。
でも、人は理解できないものには
否定的です。他人の協力を得るには
目指すべきビジョンに
共感してもらう必要があります。
そのために目指すべきものを
「即席ラーメン」と名付けました。
上記の5要件をみたすものを
「即席ラーメン」とネーミング
することで、イメージの共有が
おこなわれました。
これまで聞いた人により
描くイメージはバラバラでしたが、
うまいネーミングでコンセプトが
なんとなくでも伝わります。
同じモノでもネーミングを変えるだけで
ヒットすることがあります。
「モイスチャーティッシュ」を
「鼻セレブ」に変えて大ヒットした
ようにネーミングは超重要ですね。
と、来週から本格的に
「即席ラーメン」の開発にお話になります。
どういう紆余曲折を経て
どうやって開発されていくのか、
楽しみにウオッチしていきたい
と思います。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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