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「グリーンブック」 あんたにしかできないことがある。それをやるんだ。

 
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(Vol. 610/730)

 

先日、アカデミー賞の作品賞を
受賞した「グリーンブック」を
鑑賞しました。

 

受賞にあたり、
物議を醸しているようですが、
よい作品でした。

 

タイトルの「グリーンブック」は、
1960年代に発行されていた
黒人専用のガイドブックのことです。
当時は黒人が使えるホテルや
レストランは限られていて、
それらをまとめた冊子が
旅の必需品だったのだとか。

 

物語は、
黒人の天才ピアニストシャーリーと
粗野なイタリア系用心棒トニーの
アメリカ南部演奏旅行です。

 

当時のアメリカ南部エリアは、
とりわけ、黒人の差別が
きつかったエリア。
シャーリーは、
いろいろな都市で招待されて
演奏旅行をおこないますが、
旅行中いたるところで
不条理な差別に遭遇します。

 

ゲストとして招かれながら、
会場のトイレを使えない、
ホテルにあるレストランで
食事ができない、
楽屋が物置など、
屈辱的な扱いを受けます。

 

「インテリで裕福な
黒人ピアニスト」と
「がさつで腕っぷしの強い
イタリア系用心棒」では、
音楽や食べ物の好みも
全然ちがい、
話がかみ合いません。

 

が、次第に時間を共有する
にしたがい、お互いのことを
理解していく過程が面白く、
この映画の見どころです。

 

その過程でトニーは、
差別的な扱いを受けたのに
白人と笑顔で握手する
シャリーを見て

帯同するトリオの
メンバー(白人)に
こんな質問をします。

 

なぜ、彼は嫌いなやつとも握手をするんだ?

 

ニューヨークですでに
成功を収めているのに、
ギャラも安く黒人への差別も
きつい南部でわざわざ
ツアーをするのか
疑問を感じたわけです。

 

彼は人の心を変えられると信じているからさ。

 

演奏旅行という
行動をおこすことで、
いつかは差別をなくせると
信じての行動だったわけです。

 

世間の差別は
一掃できないにしても、
元々は黒人に差別的だった
トニーも次第にシャーリーとの
友情を育んだように
行動により何かが変わるわけです。
小さなことの積み重ねですね。

 

ニューヨークまでの帰り道から
フィナーレまでのお話の流れも、
アメリカ映画らしい
小気味いい展開で好みでした。

 

おススメの映画ですので
機会があれば、
ぜひご鑑賞ください。
注目は、役づくりのため
20キロ体重を増やした
ヴィゴ・モーテンセン。
渋くてハンサムな役者さん
の変貌っぷりがすごいです。

 

本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。

 

税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
URL   :https://saito-tax.com/
メール:info@saito-tax.com

 

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